p1-3: ご相談と提案の一例

about Waku Waku

ご相談と提案の一例

どんなご相談にも、予見を持たず、誠心誠意、対応することを心がけています。安心してお話しください。

Q: 万が一の備えをどうつくる?

Y子さん(20代、会社員)

結婚3年目。会社員の夫と長男1歳の3人家族です。最近のニュースを見るたび、もし自分たちが被害に遭ったら…と不安になります。万が一の備えをどのように準備すればいいのでしょうか。

A: 災難に強くなるための第一歩は家計の見直し。“3つの袋”で、万が一を支える「保険」と「貯蓄」を

病気、ケガ、トラブル、災害など “生きるリスク”への備えの代表格は、やはり「保険」と「貯蓄」です。「保険」はすべてのリスクに対応できるものではありません。いつ何が起きるか分からない時代、自分に必要な保障(見えないお金)と現金(見えるお金)を準備することが大切です。
キャッシュフロー表(サンプルは こちら (PDFファイル 475Kb))を作ってみると、保険や貯蓄に回せるお金がゼロだったケースはありません。どこかに必ず改善の余地があり、そこを見直すことで、本当に必要な保障や貯金の手当てにつながります。
実は西日本豪雨でWakuWaku花尻店が床上浸水になりました。岡山でまさか自分が豪雨被害に遭うなんて。泥水と悪臭と残骸で店が使いものにならなくなり、一時は「花尻店はあきらめよう」と落ち込みました。けれども、店を修復するための費用が、加入していた火災保険ですべて賄えると分かったとき、急に元気がわいてきたのです。工事が進み、店がきれいになり、新しい備品が収まると途端に、「今度はこうしよう」「あれもしよう」と頭の中がフル回転。オールリスク対応の保険に入っていて良かったと心から実感する結果になりました。
「保険や貯蓄に回せる余裕がない」「保険料が賄えない」-若い世帯からこういう声を聞くたび、いつも「給料のうち、残ったものを貯める感覚ではいつまでたっても貯蓄はできません」「リスクの優先順位に従い、費用対効果を考えた保険を組み合わせましょう」とアドバイスします。
家計の中に、生活費とは別の3つの袋(予備資金)を作ってください。
1つ目の袋には、短期のお金(車の購入や家電の買い替えなど急な出費用)。
2つ目の袋には、中期のお金(教育費や家の購入費などいつか叶えたい夢の実現のため必要になる費用)。
3つ目の袋には、長期のお金(今は使う目的は決まっていないゆとりの費用や将来の年金準備など)。
1つ目にあたるのが「貯蓄」、2つ目と3つ目が「保険」にあたります。「保険」には「保障」と「資産づくり」の両面があり、上手に使い分ければ、例えば解約返戻金を「資産(貯蓄)」代わりにして活用することができます。
3つの袋にいくらお金を入れるのかは、それぞれの家庭次第。1000円でも毎月袋に入れれば10年で12万円が確実に貯まりますね。そうした感覚で家計全体を見直せば、もともと20年後に赤字だった収支が、数百万円の黒字(貯蓄)に転じるなど、長期にわたるキャッシュフロー表は劇的に変化します。
できればこの3つの袋の前にほんの少しのお金を入れるもう一つ袋を用意したいですね。仕事を持ち、所得を得られたことを感謝して「感謝のお金(贈り物や寄付など誰かのために使うお金)」を用意すると、家族のうれしい出来事に使えたり、災害に遭った方のために募金に使えたりなど、日々の暮らしを心豊かに送ることにつながります。
万が一に「保険」と「貯蓄」で備える。そのためにまず家計を見直す。それが「災難に強い家族になる」第一歩といえるのではないでしょうか。

Q: 家計が苦しく住宅ローンを見直したい

N子さん(30代、主婦)

夫は会社員で年収320万円。長女6歳、長男4歳。私の実家の両親に子ども2人の面倒を見てもらい、週に5回、パートタイムで働いて収入は月6万円ほどです。来年、長女が小学校に入学するので、しばらくはパートをやめて家に居てやりたいのですが、家計が苦しく…。住宅ローンを見直して月々の返済額を減らしたいのですが。

A: 住宅ローンの借り換えは5年後。それまではパートを続けて外食費を節約

N子さん夫婦は5年前にマイホームを購入。35年ローンで月々の返済額はN子さんのパート収入とほぼ同額です。住宅ローンの見直しについては、手数料などを考えると、いま借り換えなどに踏み切るのは得策ではないことを伝えました。
まずはキャッシュフロー表を作成し、住宅ローン完済までの家計の収支をチェック。どう見ても、N子さんの収入がゼロになると生活が成り立ちません。
お子さんのために家に居る時間を増やしたい。その気持ちを汲んだうえで、「出勤日を半分に減らしてでも、あと5年は踏ん張ってパート収入を得るようにがんばってみましょう」と提案しました。
次に、支出の中身をチェック。外食費が多いことが気になり、N子さんに聞くと、「週末はレジャー代わりに家族で外食するのが習慣になっています」とのこと。
収入が少なく子どもの小さい若いご夫婦に、毎週の外食はちょっとぜいたく。
「外食はできるだけ控えましょう。安くておいしいお弁当を買って家で食べるだけでも節約になりますよ。ピクニックなら、子どもたちはなお楽しいはず。お金のかからないレジャーを工夫してみましょう」
安くておいしいお弁当屋さんの情報をお伝えしたり、先輩ママの経験談を披露したり。わいわいとおしゃべりするうち、N子さんもその気になって、「がんばってみます!」と元気に帰っていかれたのでした。

Q: 5年後にマイホームが欲しい

S男さん(30代、自営業)

自営業8年、ようやく仕事も生活も落ち着いてきました。私の年収360万円、妻のパート収入3万円(月平均)。賃貸のコーポに住んでおり、長男1歳が小学校に入学する頃にはマイホームを持ちたいと思っています。一戸建てかマンションか。新築にするか手ごろな中古を買ってリフォームするか、夫婦で考えがまとまりません。どのように考えたらいいでしょうか。

A: 「どんな家が欲しいか」よりも「どれぐらいの支払いができるか」から始めましょう

S男さん(36歳)は東北地方出身。ご両親や親せきは東北に住まれており、本人曰く「不動産や資金面の援助を受けることは難しい」とのこと。
資金全額が自力。自営業ゆえ住宅ローンの融資枠はサラリーマンより厳しめ。2人目を望んでいるため妻の収入アップはしばらく見込めない。などの諸条件を考えると、資金計画に無理は禁物です。
S男さんのような自営業に限らず、サラリーマンでも同じことが言えるのですが、マイホームを土地から取得しなければならない場合、「どんな家が欲しいか」よりも「どれぐらいの支払いができるか」から出発しましょう。
住宅費を家計からどのぐらい捻出できるか。そして、いくら借りられるか。そのためには、長いスパンで家計のお金の流れを見渡し、収入と支出の現状と今後をきちんと把握しておくことが不可欠です。
S男さんの場合、キャッシュフロー表を作成したところ、支払い可能額は月々7万円(自営業のためボーナス払いはなし)、借入可能額は25年ローンでおよそ総額1800万円、30年ローンでおよそ2100万円(いずれも固定金利20年、金利1.26%で計算)が現状です。「今の家賃が7万円ですから問題ないですね」とS男さん。「家賃並みの返済額」に安心する人は多いのですが、ここに落とし穴があります。
例えば現在の借家が2DKだとすると、新しい家はそれより広くなりますから、電気代をはじめ光熱費のコストはアップ、家具などの購入費やメンテナンス料も加わります。コーポに住んでいるときより必要経費が何割増しになることを計算に入れなくてはなりません。
S男さんは「35年ローンにして借入可能額を増やし、途中で繰り上げ返済をする方法は?」とも言いますが、自営業を切り盛りしながら月々の住宅ローンを払い、子どもの成長に従って増大する教育費を捻出し、親の高齢化に伴う介護費用の発生などを考慮すると、借入金額を増やしたいがために安易にローン期間を長くする方法はお勧めできません。
まずは現状で資金計画をたてて物件情報などをチェックすること。税金や手数料などの諸費用約200万円を自己資金として貯めること。少なくとも妻の月3万円の収入は貯蓄にまわしましょう。
そのうえで、もし5年間に自身や妻の収入が予定以上の伸びを見せた場合には、月々の返済額を増やして借入金を増額したり自己資金を増やしたりして、さらに無理のない資金計画が可能になります。
自己資金ゼロで35年ローンが組める時代。資金計画を甘く見積もったために、せっかくのマイホームを途中で手放す人たちもいます。地に足の着いた計画を心がけましょう。

Q: 学資保険っていいの?

Iさん(40代、会社員)

会社員の夫(43歳)と長女(11歳)と長男(10歳)の4人暮らしです。2人の出産当時、新居の購入や夫の転職、親の入院や介護などで出費が重なり、将来の教育費に備える余裕がありませんでした。長女の同級生には中学受験を準備中の人も多く、「公立」しか考えていなかった私たちは、親として完全に出遅れていることに今さながらあせっています。これから教育資金を準備するには何がいいでしょうか。やはり学資保険がいいのでしょうか。

A: 新たに短期で高い保険料を払うよりも、親の保険を見直し、保障と学資をセットで考える商品に切り替え

教育費の準備をしないで来てしまい、あと4~5年でなんとかしたいというご相談は、珍しいことではありません。
Iさんの場合、長女が私立中学を受験するかどうかは別として、高校受験までに4年、大学受験までに7年。長男が1歳違いなので、高校と大学の受験が2年続きます。入学金や準備金などまとまったお金の出費が続くので、家計の負担はたいへん大きくなります。
結論から言って、今から保険商品で教育費を貯める方法はお勧めできません。子どもが生まれた直後に入るとか長期ならそれなりのメリットはあるものの、短期ではどうしても保険料が高くなるため、途中で払いきれなくなって解約するケースも。
今の生活費にそれほど余裕がないのに、これからは塾の月謝や参考書代などが加わってきますし、交通費や通信費の増額もばかになりません。学資保険の掛け金を新たに捻出することは無理と考えるのが妥当でしょう。
こういうケースで一番の得策は、教育費を捻出できる視点で、保険を見直すこと。例えば、今が「掛け捨て」だけなら「積み立てをセットにした商品に」、「不要な保障に掛けすぎていたら、削ってその分を解約返戻金のある商品に」というふうに、お金を確保することと保険をセットで考えるのです。
それは同時に、親に万が一のことがあっても、子どもに生活の保障だけでなく教育資金を残してやる、という手当になります。
そもそも低金利時代には「こつこつと長期で積み上げていく保険」は向きません。人生の節目ごとに必要な保障とお金を把握し、それに焦点を当てた保険商品を選んで、時期が来れば見直す。次の節目に向かって必要なもの手当できる商品に切り替える。解約返戻金や積立金を上手に活用していきましょう。
学資金が十分に用意できなければ、国の奨学金を借りる道もあります。子どもの成績や親の年収によって借りられる枠は違ってきますから、進路希望や将来像などと一緒に、親子できちんと話し合うことが大切です。
何のために、いくら借りて、だれが、どう返すのか。奨学金といえども「借金」ですから、安易に借りるのではなく、しっかり話し合うことで子どもの覚悟や自覚も生まれます。
Iさんの場合は、夫の生命保険が「掛け捨て」であったことと、死亡保険金が高額すぎることから、いったん解約。5年かければまとまった解約返戻金が手元に残るタイプの保険商品に加入しました。「高校受験にはなんとか間に合いますね」とほっとしたIさんでした。

Q: 空き家になった実家のことで困っている

Fさん(60代、会社員)

3年前に母、3か月前に父が亡くなり、田舎の実家が空き家になりました。私も兄もそれぞれにマイホームを持っており、実家に住む予定はありません。私は大学進学も就職も岡山でしたが、兄は東京の大学に進学、以来、ずっと東京に暮らし、故郷の岡山には盆と正月に帰省する程度です。私も兄も定年を迎え、これから自分たちの老後を考えると、今のうちに実家を売却したいというのが私の考えですが、兄は「思い出が残っているから」と手放したがりません。庭の草刈りなどメンテナンスの手間は、どうしても東京の兄ではなく岡山の私たちにかかってくるので、できるだけ穏便に兄を説得したいのですが。

A: 空き家があふれる時代、「住まない」ことが決まっているのなら、資産価値が残っているうちに早めに売却

総務省の「住宅・土地統計調査」(2013年)によると、全国の空き家は約820万戸に上り、過去最高を示しました。
ベストセラー『未来の年表』(講談社現代新書)の中で、人口政策や社会保障政策の専門家として大学で教鞭をとる河合雅司さんは「2033年には全国の約3戸に1戸が空き家になる」「築年数の古い中古物件などは大幅値下げをしても買い手がつかない」「空き家数が増大すれば、景観が悪化するだけでなく、倒壊の危険が増し、犯罪も誘発する」と警鐘を鳴らしています。
立地が良ければ「問題のない物件」として買い手が見つかりやすく、思い出を大切にしてしばらくの間、固定資産税やメンテナンス費用を負担してでも「相続して所有する」という判断は成り立つでしょう。
しかし、立地条件がさほど良くない場合、時間がたつほどに物件の価値が下がり、売れるに売れない状況を招く危険性が大。少子高齢時代、もはや「家」は資産価値の高い財産ではありません。
兄弟で「売る・売らない」と意見が分かれるとき、たいていFさんのケースのように「思い出」が足かせとなることは珍しくありません。しかし、住む予定がなく、売れもせず、つぶそうにも何百万円も費用がかかり、ご近所から苦情が寄せられるなどさまざまなリスクを兄弟できちんと話し合えば、おのずと答えは出てくるのではないでしょうか。
Fさんにはそんなお話をしたうえで、不動産鑑定士と司法書士をご紹介し、ご兄弟の話し合いに必要な具体的な判断材料をそろえることをお勧めしました。
その後、Fさんから「物件として価値が残る今のうちに売却することを兄が納得してくれました」とご報告を受けました。
兄弟で思い出の品を整理し、家の写真を撮って、心に踏ん切りをつけたそうです。

Q: 退職金を上手に運用したい

Tさん(50代、会社員)

半年後に定年を迎えます。勤続37年。退職金は約1000万円です。住宅ローンの返済は5年前に終わっていますが、3年前に水回りの調子が悪くなったとき、子供2人の教育費を払い終えたばかりで手元資金がなく、300万円のリフォームローン(5年返済)を組みました。月々の返済額は5万5000円ちょっとです。会社からは「引き続き働いてほしい」と言われていますが、給与は今より4割以上ダウン、ボーナスも出ません。これといった趣味もなく働き続けた人生なので、自分としてはやめてのんびりしたい気持ちもありますが、妻は老後資金の不安から続けてほしいようです。退職金を上手に運用できれば、仕事をやめてもやっていけますか。

A: 定年後の生活のテーマは「シンプルに暮らす」。税金や保険はまとめ払い、ローン残金は清算して、家計の支出をコントロールしやすく

退職金の運用うんぬんの前に、定年後の生活(セカンドライフ)に入るとき、一番にしなければならないこと。それは、生活の見直しです。
「(現役の)収入があるとき」と「ないとき」では、生活費を全面的に見直す必要があります。
「そんなの当たり前じゃないか」と思われるかもしれませんが、毎月毎月給料が入り、ボーナスがあり、昇給もした「数十年間にわたる習慣」は、容易に切り替えられるものではありません。退職後、「収入がないこと」の重大さが身に染みた、と口にする人が多いのは、その心情を如実に表しています。
私が考えるセカンドライフのテーマは「シンプルに暮らす」。日常も、人間関係も、家計も、ムダをそぎ落とすこと。本当に大切なものに時間やお金を集中させること。それが、退職金と年金だけを元手に、「安心」を担保しつつ「今」を楽しみながら暮らす秘訣ではないでしょうか。
「家計」のシンプル化は、「払うべきもの」をまとめることから始めます。火災保険や生命保険、税金など「絶対に払わなければならないもの」はできるだけ年払いなどで一括して支払う。住宅ローンなどの残金も、できるだけ清算する。また、病気やケガ、慶弔など用に「特別費」として200~300万円を別枠で用意しておくと、緊急時の出費に慌てなくて済みます。
こうすると、残る支出は食費、光熱費、通信費、交際費、雑費など、いわゆる「生活にかかる実費」になるので、自分たちでコントロールが可能です。
老後資金は、この5年、次の5年、その次の5年というように、「5年単位で分けて考える」ことをお勧めします。運用として考えるのは、5年以上先のもの。それでも、この低金利時代に大きな利回りは期待できませんから、「大きく増やす」「たくさん貯める」より「病気や入院や死亡のリスクに対応する」ことが、セカンドライフの需要には合っています。
近年、中小企業の平均勤続年数は20年を下回り、地場企業の退職金は500万円前後、というケースが増えていて、運用そのものが厳しい状況です。退職金が1000万円あるTさんは恵まれているほうかもしれません。
しかし、Tさんもリフォームローンの残金を清算すると、残り900万円弱。ここから収入がゼロになったとすると、年金が全額支給される65歳までの5年間で、生活費に消えてしまいます。
たとえ「給与の4割ダウン、ボーナスなし」になろうとも、収入を確保することが必須であることがはっきりしました。
「我ながら見方が甘すぎましたね。やめるとか運用とか悠長なことを言っている場合ではなかった。最低でも65歳までは働き続けることを前提に、5年単位で区切って少しでも利回りや保障の良いものに資金を回せるよう、妻と一緒に家計を見直してみます。また相談させてください!」。ふっきれたようにさっぱりした顔で帰っていくTさんが、むしろ頼もしく見えたのでした。

Q: 親が結婚を認めてくれない!

K美さん(20代、会社員)

恋人(20代、会社員)と結婚したいのに、「若すぎる」と反対されています。どうしたら彼と結婚できるでしょうか。

A: 結婚したい根拠と努力する姿を親御さんに見せることから始めましょう。

雰囲気にまだ幼さが残るK美さん。「あら珍しい、学生さんのお客様!」と思った矢先、「結婚したいのに親が許してくれないんです!」と切実な訴えで、「まぁまぁ、とにかく座ってお話を聞きましょう」と言葉をかけ、WAKUWAKUでは珍しい“結婚相談”が始まりました。
恋人も20代前半の会社員。2人とも結婚を前提に真剣に交際していて、既に同居を始めている。ご両親が反対している理由は「彼の人柄」ではなく「若すぎる」「やっていけないのでは」という不安にありました。
K美さんの問題解決のために、「恋愛感情だけで結婚生活がうまくいかないこと」を心配する親御さんの気持ちになって考えてみます。
今のまま「結婚に賛成して」と訴えるだけでは、親御さんの心は溶かせません。若い二人の「頼りなさ」を払拭し、「信頼を得ること」が先決と感じました。
「家計簿なんて付けたこともない」と言うK美さんに「1カ月間、二人の生活で何にどのぐらいのお金を使っているか、まずは把握しましょう」と提案。1カ月後、K美さんお記録を基にキャッシュフロー表を作り、結婚後の暮らしとそれに伴うお金の流れを分かりやすく説明。K美さんは、結婚のシビアな現実に向き合い、貯金や節約などを意識し始めた様子でした。
二人が真面目に人生設計を考えて努力する姿を見たら、きっとご両親の気持ちも変わってくると思います。K美さんからうれしい報告がある日を待っています。